米上院がつなぎ予算案を可決、下院に送付 政府再開近づく
(VOVWORLD) -米上院は10日、連邦政府再開に向けた法案の採決を行い、賛成多数で可決しました。米国史上最長となった政府機関閉鎖が終息に近づきました。
法案は共和党議員のほか、民主党議員8人が賛成し、60対40で承認されました。民主党側は年末に期限が切れる医療補助金の継続を求めていましたが、今回の法案には盛り込まれませんでした。医療補助金を巡っては12月に採決を行うことになりましたが、継続が保証されたわけではありません。
今回の法案の期限は来年1月30日までです。成立すれば連邦政府機関への資金拠出が再開されます。
法案は共和党が多数派を占める下院に送付しました。ジョンソン下院議長は12日にも採決を行い、可決後にトランプ大統領の署名を経て成立させたいと述べています。
トランプ氏は今回の合意を「非常に良い」と評価しました。(ロイター)